リツキシマブ療法

ストーリー

ステロイドパルスで危機的な状況は回避できたものの、じわじわと腎機能が低下してきていることを受けて、新しい治療として「リツキシマブ」という薬を点滴で使うことになりました。

お医者さんから「リツキシマブはB細胞を殺す薬です」と言われても、正直、最初は頭の中が「???」。「そもそもB細胞って学校で習ったっけ?」というところからのスタートでした。
※ 息子は学校で習った?とかで何故か名前は知っていました。

色々調べてみたところ、B細胞とは、体に入ってきたウイルスや細菌をやっつけるための“抗体”というたんぱく質を作る免疫細胞のひとつだそうです。

腎臓病の中には、B細胞が作り出す抗体や免疫反応が関係し、炎症によって腎臓にダメージが生じるタイプがあるそうです。特に、膜性腎症やステロイド依存性ネフローゼ症候群などでは、B細胞をターゲットとしたリツキシマブの効果が認められており、治療に使われることがあるとのこと。

IgA血管炎についても、まだ研究段階ではありますが、リツキシマブが効果を示す可能性があるとして一部で使用されているようで、今回試みてみようということになったのかと思います。

続けて2回投与するということで、2024年12月27日に1回目を、2025年1月10日に2回目の投与を行いました。

初回は、副作用が出る可能性もあるとのことで、慎重に、ゆっくりの点滴。全部終わるまでに、6時間近くかかったかと思います。2回目は、1回目で特に大きな副作用が出なかったこともあり、少しペースを早めて、4時間ほどで終了。

大きなトラブルもなく、ほっとひと安心で、少しでも効果があるといいねぇ〜なんて息子と話ていました。

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