2012年3月、生後6ヶ月だった長男と一緒にカナダ・バンクーバーへ移住しました。2014年には、こちらで次男が生まれ、家族で穏やかな日々を重ねてきました。
そんな中、2023年4月、長男がグレード6(小学6年生相当)のときにIgA血管炎と診断されました。投薬を続けながら、1〜2ヶ月に一度のペースで血液及び尿検査を受け、経過を見守っていましたが、2025年4月に入り病状が進行し腎不全に。現在は血液透析を経て自宅で腹膜透析を行いながら、腎移植のための検査を受けています。
主治医からは、ここまで病状が進むケースは珍しいと説明を受けています。それでも同じように透析や腎移植と向き合っている方々や、バンクーバーでの医療環境について関心のある方に向けて、少しでも役に立つ情報を発信できればと思い、「IgA Kidney Journey」を立ち上げました。
少しでも私たち家族の経験が、どこかで誰かのお役に立てれば嬉しく思います。